こんにちは!緊急事態宣言下でのGWはいかがでしたか?
男性の多くは慣れない家事にいっぱいいっぱいになりながら、奥さんへの感謝が深まったかと思います。
多くの男性が家事を苦手にしていることは確かですよね。
僕もその一人です。
今回は、そんな家事について考えていきたいと思います。
男性が家事をしない理由
家事は女性がするものだという認識を持っている方も沢山いるかと思いますが、
中には、
男なんてどうせなにもできない
子育て頑張っても、ママには勝てない
と思っている男性も多いのではないでしょうか?
実際、僕は子育てに無力感を感じていた時期があります。
僕にできて妻が喜ぶことを考えたときに思いついたのが
『掃除』
特に水回りの掃除は、子育てママには負担が大きい
だけれども水回りが汚いと、心もすさむ
心が荒めば、家庭もすさむ
家庭がすさむと、男性への風当たりが強くなるのは目に見えていますね!
つまり家がキレイであるかいなかは、家庭のバロメーターなんですね!
家が汚いのは妻のせい?バカなこと言ってはいけません。
家でダラダラしている時間にできるでしょ?
なんて言われても、できない気持ちもわかります。
では何で出来ないのか?
家事は女性がするものだとの認識が男性に根強く残っているから
って、昭和の男みたいなこと言って、日本だけでしょ?と疑いたくもなりますよね。
日本だけの話に聞こえるかと思うのですが、実は違っていました。
アメリカで2019年に実施された研究によると
ひと昔前よりも男性が家事を担当する機会は増えたが、今もなお、女性が仕事をしているかどうかに限らず女性の方が家事をしている
という結果が出たのです。
割合で言うと、女性:70% / 男性:30%
また、アメリカ労働省のデータによると1日平均で女性は2.3時間、男性は1.4時間を家事に費やしているそうです。
家事の内容は、アメリカ人の男性は、庭や車の手入れなど家の外で定期的に行う必要のある家事を担当し、女性は料理や掃除など家の中で日々発生する家事を行なっている。
また、男性の汚い部屋は容認されやすく、女性の部屋が汚れていることには否定的な意見が多く出るという研究結果も出ています。
男性が家事を増やしている!
こんな驚きの結果も出ています
シングルマザーよりも既婚女性の方が家事を多くしており、睡眠時間も遊びの時間も少ないという結果も
それは、いい妻でいるよう、いいパートナーでいるようにと周りからの期待が強いということ
既婚男性が家事を増やしている事
子供がママを助けてあげている事が要因ではないかと考えられています。
僕は家事をやっているという男性の皆さん!こんなことありませんか?
料理は作るが、片付けはせず
これ、家事を増やしてますよ!
女性から、料理の手間省くよりも片付けの手間の方が膨大になってる
という意見が多数寄せられています
つまり、やっていると思っている家事が、実は奥様の家事の負担を増やしてしまっている可能性が!!
ジェンダーギャップが少ないといわれているアメリカですら、この状況。日本はこのジェンダーギャップがアメリカの6倍もあるとの研究結果もあるほどです。
男性が掃除をするべき理由
これまでの研究結果を見てもなお、家事は女性がやるものだというかともいるかもしれません。
では、こちらが事実であればどうでしょう?
家事ができる男はモテる
これは、人間の進化からも明らかで、
女性は自分に協力してくれる男性を見抜くように進化してきた
わけなんでです。それはお金だけではなく身体的心理的な協力も含みます。
例えば、
犬を飼っている男性の方がモテるという研究結果もあります。
あなたが生き物を大切にし、予定をしっかり守り、餌をあげるために帰宅する人であることは、
女性や子供に愛を与え、散歩したり時間をともに過ごしたりできる人だと認識します。
つまり、責任感や協調性・寛容性を感じるため、男性が魅力的に見えるのです。
これは、子供と楽しそうに遊んでいる男性の姿にも同じことが言えます。
また
ドイツの哲学者ディルタイは「信頼は相手のために払った犠牲の質と量に比例する」と言っています。
男性が女性のために家事をすることは、女性からの信用と信頼につながるのです。
(犠牲という言葉は、女性から怒らますので使っちゃだめですよ!)
因みに、男性が家事をすると性的魅力が増すというカナダの研究結果もありますので、お忘れなく
女性が男性に求める家事・育児
では、女性が男性に求める家事とはいったい何なのでしょうか。
第一三共ヘルスケアさん調べによりますと、
1位「ゴミ捨て」33.1%
2位「食事の片づけ・洗い物」22.0%
3位「掃除」10.6%
また、
平日・休日にしている家事、してほしい家事をまとめたものがこちらになります。
休日の堂々一位を飾っているのが、
お風呂掃除
他にも、掃除関連の割合が多数占めていますね!
男性という生き物の特徴と掃除の関係性
また、男性の特性からしても掃除は男性がするべきだなと思います。
まずは、
『掃除をすると褒めてもらえます(はずw)』
尊敬されることを好む男性にはぴったりですね!
えっ?尊敬なんていらない?
「○○さんて、仕事できますよねぇ!」
「○○さんて、おしゃれですよねぇ!」
「○○さんて、優しいですよねぇ!!」
と女性から尊敬されて喜ばない男性を僕は知りません。
男という生き物は、社会から認められることを毎日目標にする特性があるからです。
次に、
『掃除は道具を使うこと』
男は道具を使うことがとても好き。
自動車やバイクの絶妙なデザインのよさに男性が惹かれ、道具を手にしたときに、それを自分の体の一部として認識する能力があることが確認されました。
同じ道具を使えば使うほど、男性はのめりこんで行くのです。
これは、種の保存の法則で、外敵から自分の家族や社会を守るために道具を使い、より強い外敵が表れればさらに強い武器を開発し身に着けてきたからなんですね。
また、
『掃除が仕事に通ずること』
マーケティングの基礎に置き換えると
① 戦況分析 → 汚れの状況を把握する
② 目的 (達成すべきゴールは?) → どこまできれいにするかを決める
③ 目標 (誰に?) → 誰のためにやるのかを考える
④ 戦略 (どんな価値を?) → 何で汚れを除去していくのかを考える
⑤ 戦術 (どうやって提供するのか?) → どんな洗剤と道具をつかって落とすのかを考える社員教育で、掃除が用いられるのはここに要因があるんです。
ただ、新人だからとかではないということですね。
一見単純に見える掃除には、考えること・やることが実は沢山あるんですね!
おわりに
男が家事をしない理由から、男が掃除をすべき理由までをまとめてみました!
清潔感のある男性は間違いなくモテます。
そこに協力するしせいと責任感をプラスできれば、ダンディ街道まっしぐら!!
男を磨き、大切な人を守りましょう!!