Blog

オイカゼムカイカゼ

春の訪れを少しずつ五感で感じられる今日この頃、とてもワクワクする日々が続いております!皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて、春といえば温かな日差しや桜とともに春一番などの強風も季節を感じさせますよね。今日は風についての話を書きたいと思います。1月にも風について少し書いたのですが(こちら)、先日強風の中でランニングをしていて新たな気づきがありました。

まず強風に向かって必死で走っているときに、「向かい風が辛かったら逆向いて走れば追い風じゃないか!ずっと気持ちよく走れる!!」と思いました。僕は大発見をしたかのように興奮したのですが、その瞬間新たな疑問が生まれます。「向かい風から逃げてたら家に帰れないじゃないか!」と。そのコースは約10キロの周回コースなので、神風が吹かない限り半分は追い風でもう半分は向かい風なのです。

そこで、もし1方向に進むのであればずっと追い風でいられるのではないかと考えてみました。例えば毎日ずっと北に向かって走るとしましょう。春の風は南寄りから吹くので、今の時期は風に乗り気持ちよく走ることができます。しかし残念ながら日本には四季があり、冬になればまた向かい風が吹いてきます。そんな時に北風に乗って南に走ってしまうと、元々いた地点に戻ってしまいますよね。気持ちよくは走れているけれど結局進めていないという結果になるのです。

そこから僕は、人生においても向かい風や逆風に立ち向かわなければならない時期が必ずあるなと感じました。どんなことも苦労しなければならないとは僕は思いません。楽して楽しく進めるならばそれはそれでいいと思います。しかし、自分では操作できない向かい風は誰の人生にも必ず訪れます。その向かい風に背を向けてばかりでは、進んでいるつもりでも現状維持になってしまうとこのランニングで気づいたのです。そして、風向きは自分で操作できないのだから向かい風を楽しんでやろうと思い「向かい風、すっげー!!」と笑って叫びながら走ってみたらめちゃくちゃ楽しかったのです(周りに人はいませんでしたよw)
そして、前になかなか進まない向かい風ゾーンが終わり追い風ゾーンに入った瞬間、どこまでも走っていけるような爽快感を得ることができました。向かい風を体験したからこそ得られた爽快感は忘れられませんし、また向かい風の日も走ってやろうと思えるようになったことで少し強くなれた気にもなりました。

会社の未来に向かって色々なことに挑戦する中、大変なことも沢山起こると思います。しかし、背中を押してくれるスタッフや仲間たちに感謝しながら、その大変なことを楽しみつつ一歩ずつ進んできたいと思います。

いつも応援ありがとうございます!!

Translate »